聴力を保持することの重要さ

人工内耳装用者の聴力保持

高度または重度の難聴の方々も多くは、特に低周波数領域で、測定することが可能なほどの聴力が残っていることがあります。この場合の聴力は残存聴力と呼ばれています。
穏やかに挿入することが可能な電極アレイの構造によって、残存聴力を保持することを助けます。メドエルの電極は、波型のワイヤーを特徴とする柔らかく曲がりやすいデザインによって、特に残存聴力を保持すべく開発されました。このデザインは電極が挿入されたときにやさしく蝸牛の形に添うようになっています。そのため、電極を蝸牛に挿入する際は負荷が最小限になります。電極挿入時の負荷が増すと、繊細な神経組織や構造を損傷する危険性がが高くなります。

人工内耳適応の方では、なんらかの残存聴力かある場合がほとんどです。残存聴力があるということは、それらの神経構造が損傷を受けていないということですので、人工内耳装用者にとっても、残存聴力をできる限り保持することが重要です。

神経組織をできる限り損傷なく残しておくということは、すべての人工内耳装用者にとって、特に将来何度かの人工内耳手術を経験する可能性のある小さなお子様にとっては大切なことです。また、将来的に難聴に対して機器的、生体的、薬物的など、何らかの治療を受けることを考えた場合、電極挿入にともなう負荷を抑制することで、蝸牛への侵襲の低いほうがより良い効果が得られる可能性が高くなります。
 

メドエルの電極アレイは、蝸牛にやさしく挿入するための波型のワイヤーを特長としています。 波型ワイヤーのデザインにより、メドエルは世界で最も柔らかく、そして最もフレキシブルな電極アレイを作り出しました。
メドエルでは、現時点でのきこえはもちろん、将来の聞こえも同様に大切なものだと考えています。 だからこそ、蝸牛の繊細な構造を保持できるよう、とても柔軟でフレキシブルな電極を開発したのです。

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