お子様は人工内耳の適応でしょうか?

まずは、かかりつけの耳鼻科専門医、または言語聴覚士に、人工内耳がお子様にとっての選択肢となりうるかどうか、ご相談ください。その後で、人工内耳を扱っている施設の耳鼻科医へ紹介していただくことをお勧めします。人工内耳センターの先生方とともに、お子様にとっての最善の方法を選択してください。

お子様が以下のような条件を満たしている場合、人工内耳がお子様にとって役立つ可能性が大きいと考えられます。

  • 両耳に高度の感音難聴を抱えている。 
  • 補聴器ではほとんどまたは全く効果が見られない。
  • 手術をすることが可能である。
  • 術後に適切な教育や(リ)ハビリテーションが受けられる環境にある。
  • 人工内耳をつけたお子様に対する学習や(リ)ハビリテーションを支える環境が整っている。
     

高度の難聴を抱えるお子様すべてが人工内耳の適応となるわけではありません。人工内耳が必ずしも最善の選択肢ではない場合もあります。
以下のような場合、人工内耳が最善の選択ではないかもしれません。 

  • 補聴器での効果が顕著で、補聴器がより有効だと考えられる場合。
  • 人工内耳で最善の効果を得るためには、ご家族の十分な理解と協力が必要です。そのためには、ご家族の方が、ご家庭においての(リ)ハビリテーションの方法を学んで、実際に行っていくことが大切になります。お子様が人工内耳を最大限に活用するためには、ご家族と専門家の先生方が協力して、お子様の毎日の生活のなかで、(リ)ハビリテーションを行っていくことが必要不可欠です。人工内耳の装用を検討されるにあたっては、この点を十分理解することが重要です。もし、ご家族の方の協力が得られない場合は、人工内耳の代わりの方法を検討することも必要かもしれません。

 

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